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「日本空港ビルデング」という会社がある。元々国策会社のようなものであり、まぁ、利権会社ともいえる。羽田空港の建物を持っている会社だ。(滑走路は国のもの)この会社が昨今、外資による買収攻勢をされていたのは記憶に新しいところだが、空港の中枢なんてものを外資に取られそうになるようでは、危機管理がなっていないとしか言いようがないのではないか。そもそも、民営化ということは、情報がタレ流しになるということである。カネさえあれば、情報は何でも持って行けるようになるのだから。すでに郵便局はそうなってしまった。ほかにも、昨日書いたように、印刷局を民営化するとかいうのは、何の意味もないばかりか、逆に日本の国益を損なうだけだ。
日本は一番成功した社会主義、といわれていた時代のように、総中流が一番よかった。カネカネカネで休みなく走り続ける国民が多い方か、安定している国民が多い方か、どちらのほうが国が安定するかと言えば、後者である。役人や履き物屋出身の竹中平蔵とか言う日本人じゃないバカにはわからんかもしれないが、カネ稼ぐ奴と奴隷しかいない社会なんて必ずつぶれるのだ。奴らはアメリカの言うことばかり聞くが、あいつらの言うことを聞いて、なにか日本にとっていいことはあったのだろうか?国際金融ウンタラカンタラの理論は知らん。理論なんてのは所詮、そのときの状況しか見ていない話で、当てにならん。
じゃぁ、二極化して超富裕層が出現したとしよう。しかし、このネット社会である。そもそもその富裕層が日本から出て行って、所得税18%にまで下がったシンガポールで仕事し始めました。給料は日本から一度タックスヘイブンに回ってそこからシンガポールに振り込まれます、となれば、税収は増えるどころか減るだろう。いったい毛唐の言うこと聞いて何がいいことあるのかさっぱりわからん。まぁ、履物屋の親父はいいことあるんだろうけど。
実は富裕層にとっても、昨今の日本の政策は足を引っ張る可能性がある。なにせ日本という国が安定しなくなってくるのだ。いままではじっくり保有されていた株券もがんがん流通するようになる。そうすると、サブプライムだ何だという話が出たときに、どっちに転ぶかわからない。いや、わかっていても、金の心配ばかりしなくてはならなくなる。どう考えても、金利3%で国が保証して安心して働ける方が楽でないかい?まぁ、カネだけで判断している奴は必ずしっぺ返しを食らうだろう。なにせ、カネから離れる余裕すらないんだから。いつもいつも金の心配をしなくちゃならない生活なんてろくなモンじゃない。そう思わない?
話が空港からそれた。ところで、用地買収もロクに進まない、都心から遠い成田空港は非常に不便だ。遠すぎる。正直、使いたくない人は多いだろう。そこで私は、この間役人と空港関係者がいる某所で、一つの提案というか疑問をぶつけてみた。簡単に言うと以下の通り。
「横田と成田って交換できないかね。横田空域が利用できるようになって飛行時間は減るし、横田周辺の道路や鉄道の整備で大事業ができる。羽田と横田の2空港制のほうが、クソ遠い千葉のド田舎にある成田より便利でいいんだが。羽田で国際線も徐々に扱いながら、成田は最後、米軍とそっくり入れ替えるというのはどうかね。米軍にあげちゃえば、反対運動もクソもないだろう。」
無理なのは百も承知だが、これは大事業となるので景気にもかなり反映するだろう。遠い成田を捨てて、都内に国際線を持ってくる意義は大きい。千葉県がガタガタ言うかもしれないが、まぁ貨物便だけあっちにやるとか、やりようはあるだろう。
しかし、そうやって一生懸命日本のためになると思ってやった事業が、後にカネの理論だけで毛唐に持って行かれる、最悪の場合はチョン公に持って行かれるなんてことになってはたまったもんじゃない。
航空関連、電力その他の国の機関インフラを一概に民営化するのはロクなことにならない。事実上、役所の護送船団方式であるほうが国益にはかなうし安全保障上も有益だ。そういう議論をする人がいない今のマスコミというものに非常に失望しているわけだが、それでも、今日もお天道様は東から上って西に沈む。うちごときがグダグダ言ったところで、所詮世の中は人生万事塞翁が馬ということわざ通り、なんとかなるのかもしれない。ならないかもしれないけど。

