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■ 警視庁情報官

 警視庁情報官、という小説がある。昨年12月に講談社から出版されたもので、割と売れているという(5万部だっけな?)。

元警察官による小説

 この本はペンネームで書かれている。本当の著者は警視庁を退職した元警察官だ。ちょいと聞き回ったので、「どこの誰で何で辞めて今どこにいるか」の詳細まで知っているし、その関係者と電話したこともあるのだが、その詳細はここでは記さない。

 ところでこの本、警視庁にいわせれば、「情報官というポストはありません」 となるのだが、警備公安系の情報担当は何が何だかわからないし、裏理事官とか訳のわからんのがたくさんいるので、あながちないとも言えない。ただ、表向きのポストはない。

 私はこの本を小説として読むより、資料として読んだ。内容を現職に確認し、警察が何を考え、どういう配置をしているのかを研究するのに参考になる本だ。似たような本に、角川で出ている警視庁捜査一課殺人班警視庁捜査一課特殊班などがある。参考にするといいだろう。(なにせこの2冊のほうは、書いている人を直接知っているから、「ああ、ある程度正しいな」と判断できるのであるが。)

 内容だが、まぁ、読んでみるとなかなかおもしろいではないか。私は大手マスコミで警視庁担当をしたことがないが、自分で培ったルートからはいろいろ下地を聞いているので、割とスンナリ読むことができた。主人公がすごすぎる、というのはさておき、資料として読んでおきたい本である。

 

 警視庁情報官

  • 単行本:317ページ
  • 出版社:講談社 (2007/12/4)
  • ISBN-10:4062143410
  • ISBN-13:978-4062143417
  • 発売日:2007/12/4
  • 余談:たぶんここを見ていると思う著者の濱さん、本の紹介と関係ないんですが、このブログは誰ですか?あとでこっそり教えてください。 

     




    カテゴリ : [貴様ら!俺の言うことを聞いてみませんか]  更新時間:2008年05月03日 01:09

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