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コメントを多く求められたので書いておく。以下は司法ジャーナル10月5日号記事から全文引用。
2008年10月05日号【注目の判決】
東京地裁、堀江被告、立花隆氏に勝訴=コラムの名誉棄損認定
本誌編集長「裁判官に『暴力団と密接な関係を持った事実を認めてもらう』ことは写真などという物的証拠がない以上、不可能に近い」とコメント
●200万円の支払命令
東京地裁は3日、ライブドア元社長堀江貴文被告(35)=上告=が、事件に絡み、暴力団と密接な関係があるとの記事で名誉を傷つけられたとして、評論家の立花隆氏(68)と日経BP(東京都港区)に5000万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、総額200万円の支払いを命じた。堀江被告が問題としたのは、立花氏が日経BPの運営するウェブサイトに2006年5月に掲載したコラム。「堀江被告の保釈・幕引きで闇に消えたライブドア事件」と題し、ライブドアが暴力団のマネーロンダリング(資金洗浄)に関与した疑い、堀江元社長と暴力団とのつながりなどを指摘したとされる。
●原告側に有利な判断
笠井勝彦裁判長は、記事の内容は「暴力団と密接な関係を持った事実は認められない」と指摘。立花氏側は、法人としてのライブドアに関する記事だと主張したが、「コラムは個人に焦点を合わせた記述がされている」と退け、「被告が受けた精神的苦痛は見過ごせない。堀江被告の社会的評価を低下させた」と指摘した。謝罪広告の掲載は認めなかった。
●本誌編集長のコメント
「立花氏や日経BP社がどんな対応をするか、取材していないが、暴力団との関係を裁判官に認めてもらえる証拠を出すことは極めて難しい。まして立花氏のような高名なジャーナリストになるとどうしても堀江氏や暴力団からの取材は直接ではなく伝聞か推認となると思う。裁判官に「暴力団と密接な関係を持った事実を認めてもらう」ことは写真などという物的証拠がなければ不可能に近い」
↑↑引用ここまで。上記だが、拙著「ライブドアとの戦いの日々」の内容を引用して立花と日経BPが訴えられたモノである。堀江側が提訴した際、立花隆は最初WILLの花田さんを通じて問い合わせしてきた後に、梨元さんを通じ当方に接触してきた。そこで私は収監前だった田中森一元弁護士を紹介し、さらにある関係者に接触しようとしていた。はっきりいって、勝利は見えていた。
しかし、立花側がこちらに一言もなく、文藝春秋かなんかで田中森一と対談をしているのを見て、「紹介した奴に一言挨拶もない、義理に欠ける奴には一切協力はしない」こととした。だから立花側は負けたのである。当方の記事が元で訴訟が起き立花側が敗訴しているのであるが、この敗訴は私には当てはまらない。
ちなみに、裁判中に堀江側の弁護士が週刊新潮の誌上を通じて当方を「雲泥の差」と評した。立花隆が「雲」で、当方は「泥」であると取れるコメントであり、堀江の弁護士が当方の名誉をいたずらに毀損した、法曹関係者にあるまじき行為である。当方はまだ提訴するかどうか悩んでいるところだ。(掲載した週刊新潮とは和解済)
話を戻すが、当方は本件裁判の元となった件に関し、完全に戦える自信がある。堀江側がどうして当方を訴えてこなかったのかといえば、それは「泥」だったからではなく、当方こそがライブドア事件の闇にあった真相を知りつくしているからである。拙著「ライブドアとの戦いの日々」では、実は書いていないことがたくさんある。そのなかには現役法曹関係者の名前、そして暴力団の実名、マスコミ関係者の実名もある。これは当方の取材の際にバーターにした義理がある、あるいは今後の取材活動に私が使えるなと思ったから掲載しなかった、など様々な理由がある。そもそも前提として、情報提供者の名前をバンバン書くなどというアホなことは私にはできない(笑)。
なのでもし、堀江側が当方を訴えてくれば、いつでも書類と証言者を用意し訴訟に応じ、反訴も辞さない。というか反訴するだろう。面倒な人々がわんさか出てくるので調整が大変なんだが、それはそれ、これはこれである。
というわけで上記の訴訟、立花と日経BPは残念だったろうが、200万円くらいで済んでよかったではないか。高裁に持ち込んでも、証拠が取れないだろう。でも、アノ程度の話の証拠が取れない日経BPも立花もたいしたことないな・・・。もっと取材力あると思ってたのに。一方の堀江は、私が立花側に全面協力しなかったことでさぞかしほっとしていることだろう。
ま、別にこちらはほじくり返すつもりもない。そんな刑事被告人のくだらない言葉遊びにつきあっても面白くないし国益にもならないのでね。ただ、相手側が攻撃してくるのであれば、当方も全軍を出動させるだけだ。「ごちそうさまです。わざわざすいませんねぇ~」となるだけである(笑)。
(某法曹関係者のHさん、これくらいなら書いていいですよね?うちもいろいろ聞かれて面倒で・・・)

