【投稿】三井住友信託銀行との遺言信託に関するトラブル

現在東京地方裁判所にて審理が進んでいるらしい本件のタレコミがあったので記載します。

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  • 2014年10月初旬

 

姉森口アツ子の余命が10日前後と日赤医療センター脳外科野村医師から告げられ納骨に必要な多摩霊園の権利書が必要となる。

 

三井住友信託銀行所沢支店の姉森口アツ子名義の貸金庫内の権利書を取りに訪問。

私が姉の代理人であるが鍵が無いため開錠できず。

担当窓口職員から鍵が無い場合は本人または法定相続人である母しか開錠できない。

上記2人が来店できない場合は母が死に私が相続するまでは貸金庫の開錠は出来ず、その間は貸金庫料が発生すると言われる。

 

姉の自宅にて鍵を見つけ貸金庫内の多磨霊園権利書、手書き遺言状、姉の所沢自宅の土地建物の権利書等全てを持ち帰る。

 

翌日に姉の担当である小野川氏から電話連絡がある。

内容は姉が遺言信託をしている。姉が死亡したら連絡が他からくる予定ではあるが、念のため連絡が欲しい。

昨日の貸金庫での窓口職員の対応は正しい、遺言信託の業務が開始したら貸金庫料は発生しなくなるとの説明を受ける。が釈然としない。

 

≪この時点での疑問点≫

姉が死亡したら連絡が欲しいと私にも依頼してきたが、所沢支店での貸金庫のトラブルがなければ、小野川氏は私のことも連絡先も知らない。どのようなシステムで姉の死亡を知り遺言信託業務を始めるのか疑問である。

 

貸金庫窓口担当者の対応は正しいと言い切るが、動けない母を車いすに乗せて連れて来い、成年後見人になっていないのはおかしいとか、上から目線で押し付けることに対して三井住友信託銀行に対して悪印象をもつ。

 

この時の三井住友信託銀行の不誠実な対応に対し、今後のやり取りは「言った言わない」とならないように録音が必要だと確信した。

 

2. 2014年10月13日

日赤医療センターにて姉森口アツ子死亡

 

  • 2014年10月14日

江古田斎場にて義兄故森口正民姉弟と葬儀打合せを行う。

その場にて自筆遺言書を開示し、姉森口アツ子の夫である故森口正民の姉弟に多磨霊園、及び所沢自宅土地建物権利書を渡す。

 

16日、江古田斎場から下落合火葬場、最後に多磨霊園にて納骨して葬儀を終える。

 

  • 2014年10月20日頃

三井住友信託銀行所沢支店の小野川氏に姉の死亡を連絡。他の人から姉の死亡連絡があったか尋ねると連絡がないとのこと。

 

私からの連絡がないと1週間以上小野川氏は姉の死亡を知らなかったことになる。三井住友信託銀行の遺言信託の仕組みにますます疑問がわく。

 

10月31日午後1時半に私の西池袋の事務所で会うことにする。

 

10月22日所沢公証人役場にて遺言信託の遺言書のコピーを請求、受領。

死亡通知人の記載はなし。

 

  • 2014年10月31日 小野川氏との1回目の面談内容

小野川氏の説明では、姉が死亡したことを知らせるのは死亡通知人である。死亡通知人は遺言者の身近でお世話をしている人間を指名するとのこと。死亡通知人の氏名は秘密であるが、いまだに死亡通知人から姉の死亡を通知する連絡はない。

小野川氏の説明内容だと私の妻康子以外に適任者はいないはずであり、三井住友信託銀行への疑問が強まる。

 

その他小野川氏の発言内容は

 

法定相続人は母マツ子と私である。母が要介護5で動けなくても私が法定相続人であるので相続手続きに何ら問題はない。

生命保険株式会社の担当者が法定相続人は母だけと言っているのは間違いである。

 

5月10日を目処に相続手続きを完了する予定である。

 

  • 2014年11月19日 小野川氏との2回目の面談

開口一番小野川氏から遺産相続手続きの説明と、後ほど独り言を申しますと言われる。

 

小野川氏の発言内容は

死亡通知人は姉森口アツ子の中学、三井信託銀行時代の同僚のOT全子氏である。

OTさんには死亡通知人の役割を三井住友信託銀行担当者から詳しく説明ずみ。

しかしOTさんからの連絡はない。

 

法定相続人は母マツ子一人である。と意味不明の訂正、釈明がある。

 

受遺者の連絡先を教えて欲しいとの申し出があったので妻康子が教える。

 

姉の通帳等は後日1月に本部の人間と取りに来る。

 

母の状態(特別養護老人ホームアトリエ村に入居、要介護5、署名捺印、会話、意思疎通ができない)は遺言信託に記載されている通りかの再確認。

 

独り言の内容

アトリエ村に私、小野川氏、三井住友信託銀行本部の人とで母を訪ね、母が車椅子に座っている時に下を向いた(ようにみえた)ら承諾したことにして欲しい。

母の状態だと成年後見人が付くのが普通であるが煩雑な手続きを避けたい。

今回の場合、母には1/3の遺産相続権利があり、遺留分減殺請求が発生する。

 

小野川氏の提案内容は良く理解できない点があったが、相続手続きがはかどるならと賛成する。

 

 

  • 小野川氏と2回目の面談後、保険会社との生命保険の手続き

 

保険会社各社に対する生命保険金の請求業務を始める。

 

法定相続人は母であるが、母の状態を説明すると各社必ず成年後見人の有無を尋ねてくる。保険会社の話では成年後見人を立てているケースは稀なので、各社其々対応策を提示してくる。

 

医師の診断書、担当者による面談等による確認後に私が母に代わり署名捺印をし、その後に母の銀行口座に保険金が入金され、母の法定相続人の権利はまもられる。

 

  • 2014年11月末頃

小野川氏に電話し保険会社の対応を説明し、こちらから質問をする。

三井住友信託銀行の提案では、母に判断能力があり、遺産相続内容を承諾したことにしたいようだが、保険会社は医師の診断書などで判断能力がないので代案を提示してきた。

同じ金融機関で対応が矛盾するが問題はないのか?

 

当初、三井住友信託銀行所沢支店貸金庫窓口の行員は成年後見人がいないのはおかしいと言いながら、今回は成年後見人がいると困ると言う。

三井住友信託銀行は一貫性がないと文句を言うと、保険会社の名前を教えてと言われるが無視する。

 

  • 2015年1月中頃、妻から小野川氏に電話連絡

 

本部での事務処理が遅れているが1月末か2月初旬には参りますとのこと。

 

  • 2015年3月頃

知り合いの代議士秘書から三井住友信託銀行本部に連絡してもらう。

何らの問題も生じていないとの返事が三井住友信託銀行の本部からあったと聞く。

実際には小野川氏が三井住友信託銀行の顧問弁護士に相談していたことが後日当該の」弁護士の書面により判明する。問題があったという事だろう。

 

  • 2015年4月初旬

4か月以上も何の連絡がないのは不誠実すぎる、責任ある立場の人を同行して説明に来てもらいたいと小野川氏に申し入れする。

 

  • 2015年4月17日 三井住友信託銀行所沢支店小野川氏、足立次長との面談

 

三井住友信託銀行所沢支店小野川氏、足立次長が来社

 

母マツ子に成年後見人をたてないで遺産相続処理をする。ついては銀行通帳、不動産関

系の書類を請求される。突然書類への私の署名捺印を要求されたので拒否。

 

小野川氏に4月15日の妻とのアトリエ村にて会う約束をすっぽかし理由を尋ねる。

遺産相続の件についての窓口は私なので、妻の携帯への連絡を止めるように要請。

 

足立次長の発言は小野川氏のそれまでの発言内容を確認していないし、否定さえして

いる。(この時点では録音の有無を知らせていないので矛盾に気が付いていない。)

 

足立次長は今回の三井住友信託銀行の遺言信託の業務の進め方、矛盾点を指摘してい

ることが理解できてなく、私の三井住友信託銀行への印象を更に悪化させた。

 

  • 2015年5月15日

 

過去3回の録音内容聞いた上で、過去3回の面談内容を再確認。

私から連絡しないと三井住友信託銀行所沢支店から連絡がないのは何故か指摘するが

明確な回答はない。

 

三井住友信託銀行の遺言信託業務では、年に1回姉に連絡して遺言書に変更がないか確認している、過去1回も追加変更はないことがこの時説明される。

 

三井住友信託銀行の遺言信託をした後に、姉が自筆の遺言書の追加をしている事、その追加内容が1度も三井住友信託銀行の遺言書に反映されていないことを指摘する。

 

当初、遺言執行が2015年5月10日を目処に完了するとの1回目の小野川氏の話も

今回大きくずれ込み、執行が遅れ納税が遅れ課徴金が発生しても三井住友信託銀行に責

任はなく受遺者に責任があると足立次長は明言。

 

そもそも信託銀行の遺言信託とは遺産相続によるもめ事をなくし相続が円滑に進むよう

にすることが目的であるのに、遺留分減殺請求が発生するとか法定相続人の定義を知ら

ないとか、三井住友信託銀行のお粗末さに呆れる。

 

弁護士の話では、信託銀行の遺言信託業務自体がグレーな部分があり、本来信託銀行は

紛争問題がある遺産相続には手を出せないらしい。問題がある遺産相続は弁護士法の範

囲に当たると聞いた。

 

  • 2015年7月 城北法律事務所に遺贈に関する業務を委託

 

弁護士に依頼してからすぐに小野川氏から妻に電話連絡があり、本当に弁護士に依頼し

たかの確認がある。

 

  • 2015年7月31日 OT全子さんとの面談

 

死亡通知人についての内容を伺う。

 

姉が織本病院に入院中に電話があり、印鑑と印鑑証明を持ってきてほしい。

織本病院には姉しか居らず姉から書面を渡され署名捺印をして欲しいと言われ署名捺

印をした。

内容については説明もなく殆ど理解していない。三井住友信託銀行所沢支店

の担当者もおらず、その後も連絡はない。

 

姉の死後、気になったので三井住友信託銀行池袋支店に赴き、「死亡通知人ですが何か

することはありませんか?」と行員に尋ねたところ「何もない」と言われた。

気にはなっていたが要町駅前で妻康子に会い無事に葬儀か終わったと聞き安心した。

 

遺産相続がまだ終わっていないと説明すると、びっくりしていた。

 

遺言信託業務の要である「死亡通知人」への説明がないこと、三井住友信託銀行の行員

の「死亡通知人」の認識の無さに呆れる。

 

16. 2015年9月8日 義兄故森口正民の姉の鈴木さんから私に電話があった。

 

姉の1周忌の件で連絡があった時に、遺産相続が遅れていると話すと、小野川氏からの

の指示で春先(4月頃)に所沢の不動産は登記変更をしたと告げられる。

私が弁護士に依頼した時点ではすでに遺言書の執行をしていた訳で、弁護士にそのこ

とを何故伏せていたのかわからない。

 

  • 2016年4月27日 OT全子さんと面談

 

OTさんに再度連絡を取り、三井住友信託銀行との係争中であること、死亡通知人を

依頼されたときの状況を録音したい旨依頼して、了承を取り録音をする。

 

  • 2016年8月8日 損害賠償請求訴訟

 

妻康子が姉の遺言書に書かれていた所沢の自宅の家財を康子の承諾なく処分されたことに対し、三井住友信託銀行を相手に訴状を提出。

 

遺言執行人である三井住友信託銀行は遺言信託業務の義務を果たしていない。

処分した義兄故森口正民姉夫婦に責任を転嫁して、私共夫婦と鈴木夫婦の問題にすり替えている。

 

遺言信託はこのように遺産相続の問題が起きないようにすることが目的であるのに

三井住友信託銀行の対応は納得できない。

 

 

  •  まとめ

 

葬式、遺産相続等、人生でも数回しか経験することがない事柄である。

私も今回、姉森口アツ子のことで母小暮マツ子の代わりに銀行、保険会社とのやり取り

により専門用語が理解することができた。聞きなれない言葉に最初は戸惑い、パソコンを開いて言葉の意味を調べ理解することが出来るようになった次第です。

 

今回の件の切っ掛けとなったのは三井住友信託銀行所沢支店の貸金庫窓口での対応の高飛車な態度です。

 

その後、小野川氏が法定相続人の範囲を理解していないこと、母に成年後見人をつけるのが正しい対応を事務処理が煩雑になるからと、アルツハイマー型認知症の母に読解能力があることにしたいとの申し入れなどおかしな話です。

 

死亡通知人も初めて知りましたが、今回の件では死亡通知人のOTさんが小野川氏の前任小田嶋氏から何ら説明を受けていないと明言しているのに説明したと言う。

 

恐らく三井住友信託銀行行員に死亡通知人の意味を徹底していないのでは?或いは

行員でも意味を理解している人は少ないのではないかと思われる。

 

遺産に関する問題が生じた場合は、難しい国家試験を通った弁護士しか対応できないのに、一方ではろくに知識の無い銀行員がもっともらしく対応することに矛盾を感じた次第です。

 

どうも信託銀行の遺言信託業務は弁護士法との兼ね合いではグレーな部分があるとも知りました。

少なくとも、三井住友信託銀行の遺言信託ビジネスモデルはテレビCMで大々的に宣伝するのは過大広告であると確信する。