「米朝首脳会談」を巡る狂想曲に関する一考察

はじめに

2018年5月26日、韓国大統領府は、文在寅韓国大統領と金正恩朝鮮労働党委員長が軍事境界線上にある板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で「二回目の南北首脳会談」を実施したことを発表した。
韓国大統領府によると、南北首脳会談は、韓国側は文在寅大統領と徐薫国家情報院長、北朝鮮側は金正恩朝鮮労働党委員長と金英哲朝鮮労働党副委員長とで行われた。
尚、2018年5月27日に行われた今回の二回目の首脳会談に関する記者会見で文在寅韓国大統領は、以下の三点を特に強調した。

(1)今回の首脳会談は、2018年5月25日午後に金正恩朝鮮労働党委員長から「形式にこだわらずに会いたい」とのコンタクトがあり、この要請に韓国がこたえて実現したものである。

(2)韓国は既に今回の「二回目の南北首脳会談」で話し合われた内容を米国に伝えてある。

(3)今回の首脳会談で話し合われた内容を5月27日に発表したのは、金正恩朝鮮労働党委員長の要請による。

以上のような文在寅韓国大統領の記者会見にあわせ、2018年5月26日、金正恩朝鮮労働党委員長は朝鮮中央通信を通じて「歴史的な朝米首脳会談に対する確固たる意志」を述べた。

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