【Tの分析】「ミュンヘン・ドイツでの日露外相会談に関する一考察」

2019年2月16日、ミュンヘン(ドイツ)で、河野太郎外相はラブロフ露外相との会談を行った。

2019年2月15~17日の日程でミュンヘン(独)で開催されていた世界の首脳・閣僚級が出席する「ミュンヘン安全保障会議(今回で55回目)」の機会を利用して日露外相会談が開催された。

今回の「ミュンヘン安全保障会議」は、各種メデイアでも報道されているように米国、ロシア、中国、欧州等の溝と亀裂の深さの一端を明確に示すものとなった。

国際環境・戦略環境の変化により国際情勢が新たな局面に突入したことを今回の「ミュンヘン安全保障会議」は明らかにしたといえよう。

新たな「国際社会の秩序」の形成を巡って、米国、ロシア、中国、欧州諸国(EU・ドイツ・フランス・英国等)の間で新秩序・新常態(ニュー・ノーマル)の形成に向けて激しい攻防戦・権力闘争が繰り広げられていることを今回の「ミュンヘン安全保障会議」は示しているであろう。

そのため、「ミュンヘン安全保障会議」の機会を利用して開催された今回の日露外相会談は、「ミュンヘン安全保障会議」を反映したものとなったといえよう。

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