日本は戦争に厳しいねぇ。でも確かに、国後択捉は戦争しないと帰らないよ。

鈴木宗男がチョロチョロしていかにも何かやってるようにあちこちで喋っているが、一向に進まないロシアとの北方領土問題。丸山穂高という議員が「戦争しないと帰ってこない」と酔って言ったとかで大騒ぎだ。

丸山某に議員辞めろとか鼻クソとかいろいろ言っているが、俺はそもそも議員になる前の”ある事”を知っているので、別に戦争発言くらい驚かない。酒に弱いバカなのだ。(俺も人のことは言えない)

ただ、丸山が言っていることは、正しい。

はいはい、戦争いやーですね。それはわかってます。しかし、きれい事ではなく、国後択捉は事実、戦争でもしないと帰ってこないだろう。俺が小さいときからずっと、北海道では「北方領土を取り戻そう」というキャンペーンを政府はやってきたが、いまだに何も戻らない。それこそ「ムネオハウス」が出来ただけだろう。

旧ソ連、現ロシアは国後と択捉に軍事基地を作っている。温暖化した現在もそうなのかは分からないが、ロシア極東艦隊(便宜上そう呼ぶ)は、国後択捉より北に行くと、凍っていて、冬の軍事活動が出来なくなるそうだ。オホーツク海から太平洋に抜けるルートが作れないから、不当といえども実効支配しているのだ。

そんなもん、話し合いや金で「はいわかりました」なんてロスケが言うか?そもそも嘘つきロスケ(日ソ条約違反)なんだから、信用できるわけがない。じゃぁ、カネだけでカタをつける(もちろん表向きは北方領土のカネとはしないとしても、だ)として、軍事基地撤退させるのにいくら使うんだ?だって言ってしまえばただの島だぞ。すごいいい漁場だというのはわかっているが・・・石油もでると思うけど・・・。二島先行返還というか、上記の事情で、二島返還しかないのだ。で、まぁ何かしらのことで歯舞色丹が帰ってきても、日本は「残り二島国後択捉もかえせ!」と言い続けて風化させていくしかないのだ。拉致問題と同じだ。「どう見ても誰も生きてないだろうもう」と思っても言い続けるしかないという。

日本人は建前がすべてみたいなところがある。別に丸山某の肩は持たないが、「北方領土を取り返すには武力行使しかない」のが実際だ。大体、返せ返せと言い続けてもう80年位話してダメなんだから、残りは軍事オプションしかない。だから丸山が言っていることは正しい。きれい事なく、本当に「取り返す」なら。

ただ、国後択捉を「戦争してまでも取り返すべき費用対効果があるか」となると(歯舞諸島と色丹の二島は戻ってくる前提で考えている)、たぶん、ない。北海道がロシアに落ちた場合は、全軍使っても取り戻しに行かないと日本は食糧危機になる可能性すらあるが、国後択捉は・・・なくていいっちゃいいじゃん?人口も減ってるし・・・水産物はロシアから買えばいいじゃん・・・・となるのだ。

ていうか、鈴木宗男に官邸はいくらやって動かしてるんだ?官邸に出入りしているんだから何かしらはやってるんだろう。「もうすこしです。もう少しで見えます」って、脱衣麻雀(懐かしい)じゃないんだから、小銭をどこかにチマチマ払ってガス抜きするのだけはやめてほしい。

まぁ、北方領土の行き着く先は

1,二島返還、あと二島に官しては今後も協議

2,二島返還、国後択捉は民間交流のみ

3,二島返還、択捉国後の所有権はあきらめて、漁業権だけでシャンシャン

というどこかに落ちつくのだろう。それも、すぐではない、遠い未来。ロシアに金払うというのは現実的ではない。ビジネス振興という名目でウラジオストクなどに投資してその代わりに返してもらうというつもりなのだろうが、そうそううまくいかないだろう。

正直、国益とすると、北方領土にかけるコストが無駄だという話がある。漁業権だけでシャンシャンするのが一番早いんだろうし、おそらく政府もそう考えている。国内向けのうまいいいわけが考えつけば・・・