冷静かつまっとうな、ご意見

 日本でも、コロナが「2万人」になりました。
 ですが、不思議なことに「何」が2万人なのか。欧米では死者が万単位ですが、日本では感染者が万で、死者は千に乗ってない。しかも、被験者に対する感染者の率もはっきりせず、被験者数や感染者数それ自体、イベントデーにあわせて作られているのではないかと思えるような変動を示す。どうにも分からないところです。
 確かに、感染して重症化したら、治療薬もない現状では対症療法しかないから、厄介そうです。人類がこのウイルスに遭遇して間がないので、病態の解明自体進んでいません。よって、警戒は必要でしょう。
 でも、現状の把握や、感染予防の取組が「科学的」に行われているのか、どうも疑問です。テレビでは、「感染しないように気を付けましょう」などとキャスターが言うが、どう気を付けるのか、科学的根拠をもって合理的な方法が必ずしも明確には示されない。単に「気を付ける」というだけならば、それは精神論でしかなく、先の大戦の「竹槍でB29を墜とす」というレベルと大差ないのではないか。
 そういう曖昧模糊とした不安感だけが先行し、社会活動、経済活動に暗い影を落とす。非常に釈然としません。そもそも、現時点の感染予防対策は、緊急事態宣言下での行動抑制すら伴わない、言わばノーガード戦法なので、観念的に「気を付けて」いるだけで、伝染病が広がらないと思っているならば、もはや魔法です。やっていることがチグハグです。誰もそのことを指摘しないのは、本当に不思議で仕方がありません。
 現状からすれば、少なくとも日本(民族的な意味における日本人)では、コロナは致命的な新型感染症とまでは言い切れないのではないか。高齢者や他疾患がある人の重症化リスクをコントロールしながら、社会経済活動のレベルを上げていく、並行して、コロナを口実に社会のシステムを手直ししていく、そうしないと景気も冷える一方ではないでしょうか。

 東京都知事選挙ももうすぐ終わる。そろそろ、冷静で科学的根拠に基づく分析と今後の指針を、みんなで考えて、経済活動も盛り上げていかないといけませんよね。