新国立競技場:菅官房長官の息子が大成建設。

「菅官房長官の息子」「東京大学教授の隈研吾」を旗印に、大成建設が、またもや、新国立競技場へ名乗りを上げた。隈研吾は東京大学教授でありながら、槇文彦のザハ・ハディドのデザインに対する反対運動に学生を使って荷担したことから、文部科学省から顰蹙をかった経緯がある。

大成建設は、ご存じの通り、国立競技場の元・施行業者。東京スカイツリーでの利益損失(予定より少なかったらしい)分の補填を国立競技場で、との噂もあるとおり、なんとしてでも国立競技場を受注したいところ。

白紙撤回の直前。誰も言わないのだが、「大成建設と菅官房長官との間に、強力なパイプ役がいる」と、業界で話題になった。そのパイプ役とは、なんのことはない、菅官房長官の息子。息子は大成建設の社員だったのだ。

某スーパーゼネコンの関係者は、「もう他のチームには勝ち目はないだろう」と言うが、逆に、大成建設は非常にやりにくくなったろう。まず、上記の事実が明るみに出たこと(笑)だ。五輪エンブレムもそうだったように、結果として、出来レースと取られる可能性が大だからだ。

元施行業者である大成建設、東京大学教授である隈研吾、最初の設計を担った梓設計、それに菅官房長官の息子・・・関係者はきな臭いやつばかりだ。「下から見える日本庭園」でも設計すれば日本らしいんだろうが、そういう斬新なアイディアを出せるニンゲンは建築がらみにはいないようだ。そりゃそうだ、全員「カネ」でしか動いていないから。

それにしても、余りにも役者が揃いすぎているような気がするのだが、五輪エンブレムの二の舞にならないよう、厳正で公明正大な審査を望むところだ。これこそ、国民投票でいいではないか。利権と役人が決めるからおかしくなるのだ。建設も、いったん値段を決めたら、絶対にその値段でやりきることだ。できないのなら免許を取り消すくらいの対応でやった方がいい。

そうだ。どこぞで噂されているのだが、今度の内閣改造で、間違って、ハシシタこと橋下大阪市長がオリンピック・パラリンピック担当大臣にでもなれば、いろいろと関係のある大成建設チームを擁護するかもしれない。いや、逆に大阪でのゴタゴタを嫌って否定するかも・・・

それにしても、カネにまみれるところは大変だ。