法人税下げて得をするのは大企業

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS10H2H_Q5A011C1MM8000/?dg=1

政府は企業の利益にかかる法人実効税率を今の32.11%から2017年度に20%台へ引き下げる調整に入った。政府・与党は今後数年で20%台にする方針だったが、実現時期をはっきりさせる。主要国の法人税下げ競争に応じ、黒字企業の負担を軽くする狙いだ。税収減を避けるため法人税を払わない赤字企業にも及ぶ増税を検討するが、反発も予想される。

http://biz-journal.jp/2014/07/post_5545.html

つまり、多くの企業は税金をそれほど払っていないにもかかわらず、「法人税が高い、高い」といっているのではないか、と「ダイヤモンド」は指摘しているのだ。

↑なかなかいい記事だ。まぁしかし、何千億もの税金を払いたくさんの雇用を生んでいる企業には優遇策があってもしょうが無い、とも思う。法人税のほかに、所得税も生まれるわけだから、超大企業が産む税収と経済効果を見れば、一定の優遇は仕方ない。だが、ちょっと多すぎるし、超大企業が赤字繰り越しでほとんど法人税を払ってないなんてのはよくあるパターン。だから、どうしてもギリギリで生きてる中小企業からみれば「バカらしい」というのが日本の法人税制。個人所得への課税も高すぎるよね。貧乏人は「富裕層からもっと取れ」つまり、所得の高い奴からもっと源泉税を取れというのだが、大いに間違ってる。

2千万でも3千万でも、所得税なんて5%も取れば十分。そのほかに保険やら年金やらで、実質の税金はあるわけだから。だから、所得税減税の代わりに消費税を上げていくのは大いに賛成だ。ただ、私はいつも「単価1万円以下の衣食は1%」でいいと思っている。農水省が定める「野菜」とか、そういう基本食料(コメも)は、単価が高くても1%でいい。エンゲル係数というのを習ったと思うが、所得が低い層は「まず食い物」だ。だからそこで優遇する。金持ちも1%で買えるわけだが、そいつらはどうせほかで使うのでいいのだ。

「金持ちが税金が安いと不公平」と思う人がいるだろうが、消費税を上げて、高級品に対する課税額を上げればいいのだ。たとえば、1億のフェラーリ買う奴なんて消費税100%でもいい。あんな車いらないんだから。そもそも、そんな車買う奴はだいたい会社名義で買うから経費。だからそういうところの消費税を上げればいいでしょ?宝石とかも同様。昔の物品税にして、データ課税のシステム、要はインボイスを整えればいいんだよ。(そうすれば今多いIT産業もまた伸びる)我が国には「確定申告」というシステムがあるのに、さらに別のくだらない現金還元システムを作るのはコストの無駄で、天下りが増えるだけである。

1億総活躍で出生率を上げたいらしいが、そんなもの、子供産んだらカネやるんじゃなくて、中産階級でちゃんと働いている奴が子供産めるように、おむつやベビーカー、ミルクなどの経費を一定金額認めるべきだと思う。幼稚園や保育園も、当然経費で、確定申告によって還付すれば良い。確定申告での還付なら、元々あるシステムを拡充すればすむのでよいのだ。そうすれば「貧乏人が子供産んで離婚して、あとから女にくっついた土方が子供殴って殺しました」なんてのが減る。

 

どうしても不公平だと思う奴がいるようだが、人間、カネ持ったら、どうしても使いたくなる。まぁ、中にはため込むのもいるだろうが、いつか使うし、持ってりゃ使うのがほとんどだ。それに、「所得の高い奴からもっと取れ」という人は、単なる不公平感ではなく、「稼げる奴がむかつく」という劣等感から不公平だと騒いでいるだけだろう。「むかつく→もっと税金取ってやれ」ってのは筋として違う。

たとえば、3千万稼ぐ奴がいたとして、服をユニクロ(要は1万円以内)とかで済ますと思うか?んなわけはない。まぁ中にはいるかもしれないが、そんなのは1%にも満たない。誤差だ。ガンガン稼がせて、ガンガン高級品を買ってもらえばいい。実質負担税額が増えるのだからそれでいいのだ。それに、外人だろうが日本人だろうが関係なく課税できるし、ヤクザだろうがなんだろうが関係なく金を取れる。

あとは、日本がいかに世界に魅力のある商品を売れるか、ということにつきる。日本で売れればいいわけだ別に。

で、これは所得の多い少ないに関係なく、「手取り年収の90%まで使った人(すべての支払い込み。電気代でも何でもいいが国内に限る)は、2%還付する。ただ、特定地方自治体(これはふるさと納税で困窮市町村を指定する)に対しての寄付がある場合はその金額をプラスして還付する」のようにしてしまえばいい。え?金持ち優遇だって?じゃぁ、5千万の手取りがある人が、90%の4500万をすべて国内で使ったとしよう。2%でたかが100万だ。そんなもの、還付した瞬間に使ってしまうのがカネ持っている奴だ。だから、またカネが回る。

どうも日本は、政府が金貯め込もうとする癖がある。その割には借金をするんだよな。意味がわからん。

もちろん上記は案であり、実際には労働収入のある人間の所得動向、品目別購入額などを出してみないと各種税金や控除のパーセンテージは決められないが、「やった奴がカネで評価される」ってのが一番いいような気がする。あるていど手取り所得の低い奴でも、それなりに戻ってくるのだからいいだろう。そもそも、所得があるって事はそれなりに才能があるって事だ。ミッテラン時代のフランスじゃあるまいし、やたらと課税ばかりして「だったら働かねぇ方が楽でいいや」と思わせてしまうようでは政策としてダメなのである。