偉そうに。

ある人から昔、ウイスキーをもらった時のこと。
「俺は酒は飲めるけど好きなわけではない。家では飲まない。だから料理酒にしてしまうかも」
というと、相手は怒った。なんてもったいない、と。だから、
「料理酒でもなんでも、腹に入れているのだからいいだろう。そもそも、人に何かを強制するものではない。あげたのだからそれでいい、と思えばよいことで、怒るというのは『ありがとうと言って欲しい』という邪念があるからだ」
というと、相手は
「なるほど、私もいい年をして恥ずかしいです」
といった。そこでさらに
「逆の立場になったら、俺の先ほどのような余計なことを言わず、無欲に「ありがとうございます」と言えばよい。余計なことを言うと、先ほどのあなたのように相手は怒る。」
と付け加えた。すると、「ありがたいお話ありがとうございます」と御礼を言われた。

↑これは何年か前の話だが、今ふとそのやり取りを思い出した。

思い出すと恥ずかしい。
何を偉そうに人にものをいっていたのだろう、と、その時のことを今更ながら反省したのでした。