日本円は下がった方が儲かるのに

メキシコは通貨が下がると危機になる。日本の借金が1000兆円あるのとメキシコにあるのとは大違い。日本の場合はほとんどが国内で、かつ、国有地から軍まで、1000兆円どころではない「資産」がある。皇居も何もかもすべて国有地(=資産)なのだ。

それにしても面白い。日本は「円高になると不景気になる」のに対し、他国は違うのだから。個別の経済学者が言うような理由はともかく、「ではどうしたら自分が儲かるのか」という視点でニュースを読んでほしい。以下は例のひとつ。

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http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM04H24_U7A100C1EAF000/

【メキシコシティ=丸山修一】メキシコ政府は3日、米フォード・モーターがメキシコでの工場新設を断念したことに関して「メキシコでの投資計画中止は遺憾」との声明を発表した。工場予定地だったサンルイスポトシ州が工場誘致のためにこれまで実施した支援については返還されることを確認したとしている。声明では「メキシコでの雇用が、アジアとの競争で失われたはずの米国内の雇用を維持するのにむしろ役立ってきた」と主張。同時に「今後も国内外からの投資を獲得するために、競争力を高めていく」と強調した。発効から20年以上が経過した北米自由貿易協定(NAFTA)に関しては「加盟各国の競争力強化のために、より現代に合わせた形にする」とした。

フォードの工場建設計画中止の発表などを受け、外為市場ではメキシコペソが米ドルに対して下落した。ロイター通信によると一時、1ドル=21ペソ台前半と、昨年11月の米大統領選直後の史上最安値水準にまで落ち込んだ。フォードのような投資計画中止が相次いで、メキシコ経済に悪影響が出るとの見方から、メキシコペソへの売りが膨らんだ。