三枚舌四枚舌のイギリス

英陸軍退役大将、中露の脅威に対抗するために防衛費増額が必要不可欠と警告。

・中露は英国に対し、短時間で攻撃を加える能力を有している。
・英国の同盟国や友好国が中露の攻撃に晒されたとしても、彼らを軍事的に支援する能力を将来的に喪失し、この世界において居場所がなくなる可能性がある。
・だが、英国政府はこのことについて真剣に検討していない。
・陸軍兵士を常備兵82000人、予備役30000人とする現行案はこれ以上縮小しないのであれば悪くない。人員数以上に問題なのはどのような装備を保持し、どうやってこれらの人員を必要とされる場所に派遣するか、である。

この退役大将は英国軍の現状を分析した10ページ程度のメモを首相に送っている。
・英国は通常戦(正規戦)でもって自国を防衛する軍事計画を持っていない。
 最新のプランは対テロ作戦についてであり、自国の領土、領海、領空を防護するために必要な統一された指揮・命令系統はなく、そのために必要な準備や訓練を行う場所を英軍は有していない。
・海軍艦艇や補助艦隊艦艇は必要な弾薬や護衛を与えられることなく展開することを余儀なくされており、レーダーや火器管制装置、ミサイルといった重要な能力が欠けている。これは艦艇の支援や防護について、米軍に依存することに慣れきっているためだ。
・高コストの防衛装備品を少数保有することが英国の能力を極めて脆弱にしている。1隻あたり20億ポンドするクイーンエリザベス級空母の場合、『我々は能力を完全に発揮できず、喪失する、あるいは損傷を受けることが許容できず、修理や製造に何年もかかるプラットホーム』であり、中国沿岸から300キロ以内には絶対に送り込むことができない。

https://ukdefencejournal.org.uk/uk-must-boost-defence-budget-protect-russia/