”オンチュウ”も適当な事ばっかり言ってるな

大笑いした10月3日の日経。御厨ナントカいう東大のオッサンがぶつくさ言ってるんだが、大外しで笑える。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL03HCH_T01C17A0000000/

リンクは上記だが、見れないと思うので全部引く。日経に文句言われたら消す(笑)

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衆院選は「自民・公明」「希望・維新」「立憲民主・共産・社民」の3極が争う構図となった。総選挙とその後について識者に聞く6回目は、東京大学の御厨貴名誉教授。御厨氏は「今後どんな風が吹くかわからないが現時点では自民党は安倍晋三首相の許容範囲以上に議席を減らす可能性が高い」と予想。そのうえで、選挙後の政権に遠心力が働き、来年任期を迎える黒田東彦日銀総裁の後継人事に大きな影響を与えるとの見方を示した。

「小池氏の政治はわかりやすく見せる政治」と評する御厨氏

「小池氏の政治はわかりやすく見せる政治」と評する御厨氏

――ここまでの小池百合子東京都知事による「希望の党」や民進党の枝野幸男代表代行らリベラル系議員による「立憲民主党」など、新党立ち上げの動きをどう評価しますか。

「はっきりしているのは小池百合子という政治家の独特の勘の良さと勝負強さだ。普通の政治家でもああいう決断はできない。小池新党がこれまでの新党と違うのは、安全保障と外交に関しては意見の一致をみないと排除すると言った。これは大きい。民進党は安全保障と憲法の問題について右と左でまったく異なる意見の人がいた。小池氏はそれを純化しようとしている」

「日本では今まで新党といえば自民党より左寄りだった。小池氏は今回、自民党と重なるか、あるいは右寄りの党を作ろうとしている。これは戦後初めてだ。小池氏の排除の論理は徹底している。枝野氏らのリベラル勢が小さくなり、場合によっては将来消えていく存在になりかねない」

――希望の党は第2自民党とも言われています。

「安倍別動隊などと言われるが、そうではない。安倍首相が作り出したなんとなく保守的な土壌に小池氏が乗っかって、さらに右に引っ張っていく。その要素を持った党ができる。小選挙区制の導入によって議員の力が弱くなった。政治家は今が大事だから刹那主義に走り、議席に固執する。小池氏のような存在が現れると、議席のためには被るマントはなんでもいいと皆乗ろうとする。こうした状況を作り上げたのが小池氏だ。小池氏は議員心理をよく読んでいる」

――選挙情勢をどう読みますか。

「今度の選挙で政権交代はないとみているが、小池新党は政権奪取にかなり肉薄する議席を積み上げるだろう。それは安倍政治がつまらなかったからだ。皆が劇場(型政治)を望んでいる。安倍政権は政治を劇場化しないで、その代わりに官僚を酷使して政権を運営してきた。国民はアベノミクスが本当に成功しているのかどうか懐疑的な思いでなんとなくここまできた。小池氏の政治は決してわかりやすい政治ではないが、わかりやすく見せる政治だ。希望の党は全員が当選するわけではないだろう。さはさりながら、かなりの議席数を占める。100議席を超えたら次回の政権交代に十分可能な数だ」

――選挙後の政治情勢は。

「自民党は安倍首相の許容範囲以上に議席を減らすのではないか。党内には安倍交代論が出てくる。安倍首相は今回は乗り切るが、来年の自民党総裁選での3選は極めて難しい。そして重要なのが、高村正彦副総裁や谷垣禎一前幹事長といった安倍政権を支えてきた幹部グループの中から引退が出始めたことだ。おそらく、今回の次の総選挙があったら自民党の二階俊博幹事長も引退ではないか。麻生太郎副総理・財務相も引退する公算が大きい。政権、自民党に遠心力が働く。引退する政治家が閣内にいる政権は弱い」

「希望の党は今回政権を取らない方がしばらく党は持つだろう。いま政権を取ると、たちどころにボロを出して数カ月で退陣を余儀なくされる。小池氏はもうしばらく様子を見て、ある段階で自民党と連立に踏み切る。統治に慣れた段階で次は自民党を放り出して、今度は自らが政権を取るというシナリオは十分考えられる」

――アベノミクスの行方はどうなりますか。

「マーケットを左右するのは、黒田東彦日銀総裁の再任があるかどうかだ。経済情勢からすれば日銀総裁を変える理由はないが、人事は経済がどうあろうと人為的に変えられてしまう。自民党総裁選の行方も安倍氏の3選は不透明だ。少なくとも経済に関心のある人が自民党総裁になって首相に就任すれば黒田氏を交代させるだろう。黒田氏は安倍政権の象徴人事だからだ。しかも、前任の白川方明日銀総裁は民主党政権時代の象徴としてとらえられていた。白川氏から黒田氏の交代で日銀総裁人事への政治的介入は明確になっていた」

「黒田総裁の再任が決まったとしても、5年にわたって務める可能性は低いだろう。途中で政権が代わる可能性が高まるからだ。新政権の下でいやいや辞めるのがいいのか、それとも来年の任期いっぱいで退くか。安倍首相にしても黒田氏を退かせるとアベノミクスは失敗だったと批判される。続けさせる圧力が働くかもしれない。次の日銀総裁人事は安倍首相の今後を占ううえでもどの閣僚人事より重要だ」

〔日経QUICKニュース(NQN)聞き手はシニア・エディター 齋藤敏之〕