孔子学院をはじめとする最近の「中国問題」に関する一考 察

はじめに
 
2018年2月13日、クリストファー・ライFBI(連邦捜査局)長官は米連邦議会・上院の情報委員会の公聴会において、中国の政府系機関「孔子学院」がスパイ活動・プロパガンダ活動等の違法行為にかかわっている疑いがあり、捜査対象としている旨の証言を行った。
以前より、「孔子学院」が中国の情報・諜報活動、プロパガンダ・宣伝・PR広告戦略等の拠点の一つとして重要な役割を担っていること、その活動の違法性や危険性について様々な指摘がなされてきた。加えて、「孔子学院」と欧米のいくつかの大学との間で様々なトラブル(政治的な問題が中心)が生じ、「孔子学院」は閉鎖を余儀なくされる事案も散見されるようになってきている。
2014年、シカゴ大学は「孔子学院」の開設を一旦認めたが後に閉鎖した事案が、比較的著名なものかもしれない。
今回の、米議会上院・情報委員会の公聴会でのクリストファー・ライFBI(連邦捜査局)長官による「FBIは孔子学院を捜査対象としている」との証言の意味は重い。 
 
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