せっかく胡椒たくさんあるし。。。
逆転の発想。
実は俺は去年まで実験店舗をもっていて、そこでラーメンを作ったりもしてた。俺の体が日に日に悪くなるので実験どころではないということで終わったのだが。
そこで一度、すごいラーメン作ったのよね。
ベースは新潟生姜醤油と佐野ラーメンのハイブリッドバージョン。
肉付き鶏ガラ玉ねぎ生姜など野菜たくさんでスープをつくり、麺は強力粉と薄力粉で手打ち。
ウタマロペッパーは他の胡椒よりかなり香り高くからみもビシッとあるんだけど、薄いスープに実にあってねえ。うまさはその辺の製品より遥かに上。30回も試作したら充分売れるものになったろう。ニセコで、夜だけキッチンカーで行って一杯一万で毎日100食終了として、ブームになりそうになったら商売ごと一億で売り払ってアガり、という事を考えてみたりした。
もちろんそれは普通に買ったいい材料で作ったから、一杯あたり原価で人件費も入れたとしたら千円超えてくるようなやつだったけどね。ただ、多分誰にも作れない。原価を高くすりゃいいってもんでもなく、胡椒あってのラーメンだからね。真似される頃にはもうビジネスを売り払って終わるからリスクも少ない。
胡椒が三千円ならラーメンが原価で千円でもいいだろう。しかも、胡椒を買わないとそのラーメンは食べられないという仕組みにして、どこかFCにするなら1日二十杯限定で。。。それも、普通のやつにやらせず、社会的弱者にやらせるのね。朝日新聞あたりが乗ってきてブームになりそうになったら、ウルトラFC展開しつつ本体ごと売ってさようなら。胡椒はこっちにあるんだから何のリスクもないし、仕組み自体売り払っても胡椒は安くおろしてあげればいい。
ラーメン屋でなく、胡椒がメイン。ラーメン食べたければ胡椒を買えというね。どこででも通用できる商売でもないし普通は考えないが、これも「考え」ているから。誰でも当たる結論に行かないということと、『常にふざけたことばかりしている』から浮かぶアイデア。
商売のネタたくさんあるんだけど手が回らなくてね。手足がいないというのはやはりつらい。商売は金よりも人だからね。