セブンイレブン絡みでここの株が跳ねるかもしれないぞ!
今や、地域には必要不可欠なインフラともいえるのがコンビニエンスストアだ。ファミリーマート、ローソン、そしてセブンイレブンの一角の足元が静かに揺るぎ始めているという。
コンビニ業界の王者は、セブンイレブンだ。グループ全体では苦戦が報じられ、増収減益だったものの、圧倒的優位は揺るがない。
売上げシェアを見ると、セブンイレブン(セブン&アイホールディングス=東証プライム・3382)が34・55%、ファミリーマート(東証プライム・8028)が20・41%、ローソン(非上場)が13・41%で他を圧倒している。
また、店舗数も国内2万1534カ所(2025年1月現在)で、2位のファミリーマート1万6000カ所、3位のローソン1万3806カ所を大きく引き離しているのだ。
王者セブンイレブンの主力商品は食品。内訳はおにぎりやお弁当などの加工食品と、レジ横にあるスナックのファストフード、そして冷蔵食品に代表される日配食品に分類されている。
ちなみに、セブンイレブンの2024年度売上5兆3452億円のうち、実に7割を食品が占めるという。
その主力商品である食品、お弁当やおにぎり、総菜などは、工場で製造されている。セブンイレブンのHPには、製造工場172カ所のうち、セブンイレブンの商品だけを製造している専用工場は156カ所と記されている。
一見、自社工場で製造しているようにも思えるが、実際には「下請け企業」に外注しているのだ。
セブンイレブンの食品製造の主な「下請け企業」は次の通り。