とにかくこの国は全て中間に役人だのごみみたいなのが噛んでるからダメなんだ
先日の投稿、戦後80年の諸外国とは違う形の金融も含めた日本独自の利権組織である農協(JA)と、30年来の金融政策(金融緩和)
の失敗、更には昨年失った多くの主に保守系と言われる人々の議席を取り返せるチャンス(衆参同日)
かと思い、興奮して筆を誤らせてしまいました。ベストではなく、せいぜいベターでした。
進次郎が農水大臣として力不足であることは。事実でしょうし、二階堂様が仰るように周りがバカなのも事実でしょう。
米価の引き下げや農林中金の巨額赤字(米価高騰の一因)を理由に、JA
解体まで持って行けるかは、日本人の多数派である下民を含めた一般国民が、少数派で権謀術数に長けたJAと一部農水省が仕掛けてくる情報戦(切り崩し・分断工作)
に敗けない事にあります。
当然、この情報戦に関しては、少数派で生き残り(利権の死守)が掛かっているJA
側の方が必死ですし、御用マスゴミも使えるので強いでしょう。国民側が勝利する為には一致団結が一番なのですが、それは不可能に近いので、改革派議員に勇気を持った発信をして頂くか、二階堂様の様なプロに切り崩されないような工作をして頂くしかないでしょう。しかし、大臣就任後の進次郎の発言に対する反応記事や
SNS(下民とネトウヨ。ネトサヨ)等を見ていると難しいような気がしてきました。
この米価の異常な高騰による国民の不満の高まりとSNS
の発達により、国民に情報が伝わりやすくなり、コロナ禍や、立花・石丸らのおかげで国民を扇動しやすくなった(諸刃の刃でもありますが)事は、JA(農協)
を解体する千載一遇のチャンスです。しかし、こちらが農協を潰す為に兼業農家を切り崩ずそう(味方に付けよう)
としているのに、下民とネトウヨネトサヨのせいで多数派であるはずの国民側が分断・切り崩しに合うでしょう。
下民は目先の事しか見えないバカなので、5kgの価格を2,000円台にならないとダメと言い、ネトウヨ勢も総裁選のしこり、単に石破・小泉に対する嫌悪感(
負惜しみ)から下民に同調して『2,000円台ではないと認めない』と浅はかな事を言い足を引っ張ろうとしています。
これを機に、所得増・金融緩和、保守派議員の復活に繋がるチャンスなのに・・・
今回の米価引き下げは、あくまで緊急対策であるという事を忘れてはいけません。根本的対策をしないとまた同じことを繰り返すでしょう。一時的に米価が2000
円台になっても、日本人が豊か(金融緩和・所得増)
にならないと、また外国人に買われまくる事になるでしょう。当然、【儲かる農業】にならず、農業人口も増えず、高く買ってくれる外国人に売る農家も出るでしょう。
そもそも金融緩和は、ネトウヨ層の好きな安倍の政策だったはずです。目先の好き嫌いだけで大局が見えていないような気がします。特に、政治・経済評論家と言っている連中は向いていないようにも思われます。
こうして農協・農水省・族議員・御用マスゴミに彼等(下民・ネトウヨ)等の行為は利用され、改革はガス抜き程度の失敗に終わるでしょう。
また、石破や進次郎が手柄を挙げる事で、【高市総理誕生が遅れる】として足を引っ張っている(批判他だけでしている)ならどうしようもないです。
自民党をざっくりと保守(高市系)とリベラル(岸波系)に分けて考えた場合(高市のリベラル出身というのはおいておいて笑)
、【時間に余裕がない】のは圧倒的に高市側です。
衆議院の任期が3
年以上残る状態で、任期切れまで選挙をしなかったら、状況が不利になるのは、高市側です。高市には麻生が付いているとはいえ、所詮、意中の候補がいない中での消去法なだけです。
高市自身は勉強会をしているとはいえ、積極的に多数派工作をしているとはいえません。いくら麻生が一定数の議員票をまとめているとはいえ、年齢的にも次の選挙が最後でしょうし、その前に何があってもおかしくありません。仮に麻生がいなくなれば、麻生の押さえている議員票は、分裂し、一部は若手のコバホークやデマ太郎に流れ、高市の目は厳しくなるでしょう。当然、麻生だけでなく、落選中の中堅議員の中にも
3年も時間が経てば、【時間切れ】で出れない(支部長差し替え)者も出てくるはずです。
また、旧安倍派等も、裏金問題が落ち着けば、萩生田や西村等が復権し、すんなり高市でいくとは考えられません。萩生田と西村はそもそもライバル関係にあり、特に西村は総理への意欲を剥き出しにしており、昨年の様な不記載問題で立場が弱い状況でない限り、両者が一致して行動
(高市へ投票)する事はないでしょう。また、3年も時間が経てば、50代の福田達夫も禊は済んだと意欲を剥き出しにし、特に、(不記載の再処分の話が出ない限り)
西村・福田等は高市を支持する可能性は低いと思われます。
現在の党内の有力者の年齢を見ても、麻生84歳、菅76歳、茂木69歳、石破68歳、岸田67歳、高市64歳となっており、その下には、50
代の福田・小林・小渕、40
代の小泉と一気に若返ります。高市は、石破・岸田らと世代が一緒で、昨年の選挙で支持議員たちが落選した今、議員間の多数派工作では圧倒的に不利でしょう。
こうした中、3年後でも今すぐでも選挙となれば、執行部は自分達(リベラル)
寄りの候補者を立てるでしょう。そうであれば、落選議員たちが支部長である今のうちに選挙で復活させた方が党内の保守派比率を高める事になるでしょう。
そもそも、昨年の衆院選でネトウヨ勢の推す旧安倍派・高市支持議員が大量落選し、自民党も過半数割れしたのが原因です。彼らを早く国政に戻し、石破降ろし、高市政権を作るのがネトウヨ勢の目的だったのでは
? また、党としても早く単独過半数に戻したいでしょうから、今年の7月に衆参同日するのは、当初の予定であり、両者の利害と一致していたはずです。
その為にも、米価引き下げからのJA解体(出来れば金融緩和)
を実現させる事で国民の支持を得て、国民民主や維新が下り坂の今、衆参同日に持ち込み、単独過半数を確保する事が大事ではないのでしょうか?
【損して得を取れ】です。原理原則ばかり言って、長期的展望が見えていないのは、左翼の連中と変わりませんし、その様に支持層に支えられた政権が狡猾な国際政治の中で生きていけるとは到底思えません。